FC2ブログ

リハビリの世界の話を患者さんやそのご家族、またこれからリハビリに興味を持ちたいかたなど、リハビリの専門家ではないかたにも読んでいただけるようわかりやすいことばでブログにしてみました。趣味の話も少々。                    (旧タイトル・理学療法士板東蓮三郎の視点論点)

スナック菓子

 明治製菓のスナック菓子「カール」が東日本での販売を終了するというニュースが駆けめぐり、今のうちに食べておこうと買いに行く人が増え、あちこちで売り切れになっているそうです。

 私はリハ科の学生時代リハビリ助手として2つの病院に1年ずつ勤めました。2つ目に勤めた病院で出会った古田さん(仮名)は、当時、今の私よりずっと若い40代の若いきれいな女性の脳卒中片麻痺の患者さんでした。
 以前、尖足(せんそく)にならないよう足先を上に反らし下腿三頭筋(ふくらはぎ)をストレッチする通称「お立ち台」に立っているときに私がふざけて「壁ドン」をしたら(そのころは「壁ドン」ということばはなかった)真っ赤になってしまった患者さんの話を書きましたが(2014年12年25日付け「壁ドン」)、その患者さんです。

 古田さんは、ご主人が仕事で家を長くあけることが多く、そのさみしさを紛らわすためにいわゆる「キッチンドリンカー」になってしまったようです。台所でスナック菓子をポリポリとつまみながら、お酒に浸る生活になってしまっていたのです。
 その生活が昂じて身体を壊し、脳卒中になってしまいました。

 彼女がリハビリに来院されているとき、他の高齢の患者さんが連れてきた小さなお孫さんが、椅子に座っておばあちゃんのリハビリが終わるのを待っているあいだ、スナック菓子の袋を片手に持っているのを見て、
「子供はスナック菓子が好きねえ。あんまりスナック菓子ばかり食べるとおばさんみたいになっちゃうわよ。」
と話されていました。ご自身の病気の原因がお酒だけではなく、塩分の多いスナック菓子にもあると考えておられるようです。
 私も好きなスナック菓子がありますが、スナック菓子、と聞くと古田さんの事が思い出され、食べ過ぎないようにしないとなあと思い起こしています。
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

URL
コメント

パスワード
秘密
管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURL : http://to4580.blog11.fc2.com/tb.php/977-26677ebd
<< エスカレーターの右側に立てる世の中へ | TOP | 昭和が終わった瞬間 >>