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リハビリの世界の話を患者さんやそのご家族、またこれからリハビリに興味を持ちたいかたなど、リハビリの専門家ではないかたにも読んでいただけるようわかりやすいことばでブログにしてみました。趣味の話も少々。                    (旧タイトル・理学療法士板東蓮三郎の視点論点)

うちの息子をよろしく

 元SMAPの木村拓哉さんが、とてもプライドが高く東京でどんなに有名な俳優も簡単には受け入れてもらえないと聞かされていた京都の時代劇の撮影所に初めて仕事に行ったとき、以前共演したことのある北大路欣也さんが「こんど、うちの息子が行くのでよろしく」と一言伝えてくれてあったので、とてもスムーズに受け入れてもらえたという話が新聞に載っていました。

 私は理学療法士の養成校の学生時代、リハビリ助手として2つの病院で仕事をさせてもらいました。
 1つめは東京の井の頭線沿線のQ病院、2つめは都内の東横線沿線のM病院です。

 Q病院にいたとき、ある病棟に勤務していたベテラン看護師(当時の名称は看護婦)の南さん(実名)とは、仕事中にたまに顔を合わすことがある程度の顔見知りでした。
 私がM病院に移ってまだそれほど経っていないころ、リハビリテーション室からリハビリ訓練が終わった外来患者さんの伝票を持って医事課に走っていたところ、医事課の前でばったりQ病院の南さんに会いました。患者としてM病院にかかりに来ていたようです。Q病院のときと同じ白衣姿の私を見つけ「あら、あなた!」と驚いています。私も思わず「あっ、南さんだ!」と声に出してしまうと、南さんも「南さんだ!」と応じています。
 「4月からこちらの病院に移りまして・・・」と一通りの挨拶を済ませてその場を離れ、リハビリテーション室に戻りしばらくするとそこに南さんがやってきました。
 リハビリテーション室の受付をしていたベテランの事務職員の女性と顔を合わすと、事務職員のおばさんも南さんを見て「あら、あなた!」と驚いています。
 南さんはM病院の近くに住み、以前はM病院に看護師として勤めていたが、M病院を辞めてその後Q病院に勤めたのだそうです。その場はさながら同窓会状態でした。
 南さんが帰られるとき、他のリハビリテーション室スタッフに私のことを「うちの息子をよろしく。」と言ってくださり、とてもありがたく感じました。

 私は自分の親ではない人に「うちの息子をよろしく。」と言ってもらったことが他にも2~3回あるのですが、そのたびにとても暖かい感じがして、忘れられません。
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