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リハビリの世界の話を患者さんやそのご家族、またこれからリハビリに興味を持ちたいかたなど、リハビリの専門家ではないかたにも読んでいただけるようわかりやすいことばでブログにしてみました。趣味の話も少々。                    (旧タイトル・理学療法士板東蓮三郎の視点論点)

長谷川スケールの長谷川先生

 理学療法士の養成校の3年生の夏休み期間中に、横浜市内にある聖マリアンナ医科大学の付属病院で2度目の評価実習(1週間)を受けました。
 認知症のある患者さんの評価方法について実習指導者と話しているとき、
「理学療法士が認知症の評価をするのにはどんな方法がある?」
「長谷川スケールです。」
長谷川ってだれ?」
「・・・・・・・わかりません。」
うちの教授だよ。」
というやりとりがありました。
「そんなことわかるかよ。」と思ってしまいました。

 半月ほど前新聞にこの長谷川先生のインタビュー記事がが出ていました。
 「長谷川スケール」に名を残す認知症の専門家ですが、89歳になられた最近「嗜銀顆粒性認知症」という診断を受けたのだそうです。
 かつて診察をしていた患者さんに「どうして私は認知症になったのですか。他の人ではなくどうして私なのでしょうか。」ときかれ、答えられなかったことがあるそうですが、今なら彼の気持ちは以前よりもよくわかる、でも答えはわからないと話しておられました。
 認知症に限らず病気になった人の気持ちはみな同様で、その本当の気持ちは病人の側になってみないとわからないのですね。
 長谷川先生は、認知症の専門家として知られている長谷川先生がその体験を講演などすることで、認知症を正しく理解してもらおうと活動をしておられます。

 長谷川先生は「長谷川スケール」の使いかたの問題点に触れておられ、私たちはそれらを理解して利用することで、長谷川先生の考えを正しく伝える一助になっていけるんだと思いました。
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