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リハビリの世界の話を患者さんやそのご家族、またこれからリハビリに興味を持ちたいかたなど、リハビリの専門家ではないかたにも読んでいただけるようわかりやすいことばでブログにしてみました。趣味の話も少々。                    (旧タイトル・理学療法士板東蓮三郎の視点論点)

小さな4支点杖

 最近ふつうの1本杖(T字杖)の先が小さく4つに分かれた杖をよく見るようになりました。
小4支点杖

4支点杖
 ふつう4支点杖は先が大きく分かれて4つの脚の広がりはB5の紙1枚くらいの大きさのものもありますが、最近よく見るようになった杖は4つの脚が10cm四方くらいの中に入ってしまいます。
 最初これを見たとき私は「これでは安定が悪くて4支点杖の意味がないじゃないか。」と思ったのですが、意外にも安定していて杖を持つ手を離しても杖は立ったまま倒れません
 それでも杖の使い初めの人に持ってもらう杖としては広がりの大きい杖のほうが安定感から来る安心感があって、それが杖に慣れるのに大切なのでは、と考えていました。

 しかしこの小さく分かれた杖には大切な存在意味がありました。
 介護保険を利用して杖を借りるとき、4支点杖は介護保険で借りることができるのですが、1本杖は介護保険では借りることができません。「1本杖くらいは自分で買いなさい。」という政策です。
 そんな杖を買うことに躊躇している人やその家族に対しても、この小さな4支点杖なら堂々と1本杖の代わりとして介護保険で借りることができます

 そうやって使用者が増えて見慣れてくるにしたがって、今までならば1本杖を購入していたであろう人もふつうに小さな4支点杖を購入するようになってきたようです。
 これも福祉用具の1つの進化なのですね。
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