リハビリの世界の話を患者さんやそのご家族、またこれからリハビリに興味を持ちたいかたなど、リハビリの専門家ではないかたにも読んでいただけるようわかりやすいことばでブログにしてみました。趣味の話も少々。                    (旧タイトル・理学療法士板東蓮三郎の視点論点)

駅前の放置自転車

 先日、自宅の最寄り駅の前の銀行に面した路上で、放置自転車を取り締まっているところを目撃しました。
 違反のふだを貼り、デジタル写真を取った上で数分経過後にトラックに次々と乗せて撤去していました。
 銀行に入って数分しか経っていない人の自転車なら撤去を免れたかもしれませんが、カウンターに座って銀行の人としばらく話した人は、銀行から出てきたとき「あらー、私の自転車がない。」と驚いたことだろうと思います。
 この駅の駅前は狭いので取り締まりはしかたがないのかもしれません。

 20年くらい前、比較的若いきれいな女性のリウマチの患者さんを担当していたときの彼女の話を思い出しました。
 彼女も、不自由な身体で近くに買い物に行くための大切な足だった自転車を撤去されてしまいました。 
 遠い保管所に取りにも行かれず、行けたとしても彼女の身体では長い距離を自転車をこいで帰るのは無理で、引き取りを諦めざるをえなかったそうです。
 駅前の放置自転車は自動車とは違って事情に関係なく十把一絡げに有無を言わさず撤去されてしまうので、このようなことが起こってしまうことがあります。
 このような場合、身体に不自由があることを理由に撤去をされない扱いを受けられるようにできないものでしょうか。

 歩道の自転車走行制限の話がでると、高齢者は走行を認めるべきだ、子供を前後に乗せているママチャリも許すべきだ、といろいろな例外が出てきて結局うやむやになっています。
 上記のような駅前の狭い道路の放置自転車も安易に例外を作ると結局みんなが停めてしまうようになるのかもしれません。

 ならばそのような事情がある人に対しては保管所に引き取りに行かなくても返してもらえるような配慮はできないものでしょうか。
 自転車をそのような事情で使っている人もいることを自転車の撤去を請け負っている事業者は、そして行政は知らないようです。
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