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リハビリの世界の話を患者さんやそのご家族、またこれからリハビリに興味を持ちたいかたなど、リハビリの専門家ではないかたにも読んでいただけるようわかりやすいことばでブログにしてみました。趣味の話も少々。                    (旧タイトル・理学療法士板東蓮三郎の視点論点)

山田太一さん①

 少し前、テレビドラマなどの脚本を多く書かれている作家の山田太一さんが今年のはじめに脳出血になられ現在リハビリ中で、ことばが思うように頭に浮かばなくなったため作家活動を続けることが難しくなり事実上の断筆宣言をされた、という報道を目にしました。
(その後「断筆宣言はしていない」という報道がありましたが。)

 山田さんの作品で私がもっとも印象に残っているものは「岸辺のアルバム」です。高校生のころ、八千草薫さんの主演でテレビで放送されたのを見て原作が読んでみたくなり、もともと新聞小説だった原作を読みました。
 私のよく知っている渋谷の街の様子が目に浮かぶように描かれているのに感激して好きな作家になり、その後も「沿線地図」などの身近な生活場面を取り上げている山田作品を意識して読んだりテレビで見たりしました。

 山田さんは「病気になるのは病気になりたい奴だ」と豪語していたほど若い頃はご自分の健康に自信があったそうです。
 そんな山田さんがかつて老人を扱った作品を書いたときには、老人の気持ちは推測で書くしかなかったそうですが、病気や老いを経験されたいま、山田さんしか書けない親しみを持てる身近なテーマを題材にした作品を生み出してほしいものです。
 リハビリが進んで、またペンを取ってくれることを期待したいです。
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