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リハビリの世界の話を患者さんやそのご家族、またこれからリハビリに興味を持ちたいかたなど、リハビリの専門家ではないかたにも読んでいただけるようわかりやすいことばでブログにしてみました。趣味の話も少々。                    (旧タイトル・理学療法士板東蓮三郎の視点論点)

障害認定の証明

 病気やけがによる麻痺等の障害が、リハビリをしたにも関わらず改善が頭打ちとなった場合、「症状固定」であるとして、医師から「身体障害者」の認定をしてもらうことがあります。
 障害認定をできる医師はどの医師でもいいわけではなく、所定の手続きを経て「認定医」の資格を持っている医師に認定してもらわなければなりません。

 あるとき、障害認定を受けさせようと考えている脳神経外科の患者さんを担当していたときのことです。
 ちょうど同じころ私の勤務先の病院の脳神経外科の部長医師の交代があり、それまでいた身体障害者認定医の資格を持った医師が大学病院に転出し、大学病院から新たに部長医師が着任されました。
 この新しい部長の医師がリハビリテーション室に挨拶にみえたので、「障害認定はお願いできますか?」と尋ねてみたところ、「はい、できます。」との答えだったので安心したのですが、翌日の朝のミーティングのときに、当時リハビリテーション室の受付をしていたクラーク(事務員)のおばさんから他のスタッフ全員がいる前で、
 「板東先生は失礼です。こんな大きな病院に部長で来る先生が障害認定ができないはずがないじゃないですか。」
と大声で怒られてしまいました。
 「そんなことわからないじゃないか。僕が前にいた東京のA病院は、ここと同じ350床の中規模の病院だけど、院内に障害認定ができる医者が一人もいなかったから、障害認定が必要になるたびに、認定医のいるところに患者を連れて行かなければならなかったんだ。」
と言い返したら、おばさんは黙ってしまいました。
 おばさんは部長級の医師なら誰でも障害認定ができると勝手に思いこんで、私をしかりつけようと思ったようです。
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