リハビリの世界の話を患者さんやそのご家族、またこれからリハビリに興味を持ちたいかたなど、リハビリの専門家ではないかたにも読んでいただけるようわかりやすいことばでブログにしてみました。趣味の話も少々。                    (旧タイトル・理学療法士板東蓮三郎の視点論点)

装具の証明書①

 リハビリで使用する義肢や装具は、それらが必要な麻痺のレベルの人にとっては、歩くときなどに身体の機能を代償し、身体の一部となって助けてくれるものです。

 義肢や装具を作製する場合、その患者さんが義肢装具が必要だと医師が証明してくれれば、健康保険を使うことができます
 この場合「療養費払い」という立替払いの方法が使われ、たとえば義肢装具に10万円かかるとすると、患者さんはいったん義肢装具作製業者に10万円を支払います。医師が作成した証明書を役所や健康保険組合などの保険の担当者に提出すると、役所や健康保険組合などから、3割負担の患者さんなら7万円、1割負担の患者さんなら9万円があとから戻ってくるという仕組みです。

 この医師により証明された証明書の審査が杜撰であることに目を付けた業者が、本来保険で作製することができる義肢装具以外の健康器具の販売にもこの方法を使い、お客さんには「安い費用で健康器具が手に入りますよ。」と言葉巧みに健康枕などの商品を売り、タッグを組んでいる医師に証明書を書いてもらって、販売していたことが最近発覚し問題となりました。

 儲けるためにいろいろなことを考える人がいるものです。「この程度のことは何の問題もないだろう、しめしめ。」と儲けを謳歌していた業者は、突然制度の正しい運用のしかたを明らかにされ問題にされて、さぞ、ほぞを噛んでいることでしょう。
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